「若荷」という台湾素食料理の店に入る。
　素食というのは精進料理のこと。
　ここは鍋料理の店なんだけど、食べ方が変わっている。

　まず鍋のスープの種類を 3 種類選ぶ。
　すると、仕切りが 3 つついた鍋にそのスープが入れられて出てくる。
　うちらはトマトスープ、昆布のスープ、中国薬膳のスープの 3 種類にしてみた。

　具の方はセルフサービスで、好きな野菜や食材を取ってくるという形式。
　フリードリンクも付いていて、麦茶、酸梅茶、冬瓜茶。
　麦茶以外はとても甘かった。

　素食というので軽めかと思ったら、肉のような練り物(と言っても肉ではない)もあって、なかなかお腹いっぱいになったよ。

　それから MRT に乗って移動。
　誠品書店と新光三越に行ってみる。

　途中でモスで休憩。
　飲み物は何があるのかメニューを見てもさっぱりだ。

　炭酸が飲みたかったので、「氣泡」と書いてあるメニューを呼び差して注文。
　当たり！
　「紅柚氣泡果汁」というのは、炭酸グレープフルーツジュースだった。

　一度ホテルに戻る。
　また眠くなってしまったので、少し休んでから夕ご飯を食べに行こう。

　水餃子のお店を探しに街に出る。
　ところが、ここ中山駅周辺ではなかなか見つからない。
　マックやモス、スタバはたくさんあるのに。

　雨も降り出して、疲れてきたのでホテルの近くの店に入ってしまおう。

　近くの点心のお店は門構え狭かったのでテイクアウト専門のお店だと思ったら、中で食べられるらしい。
　入ってみると、中はとても広かった。

　狭いのは入口だけか。
　まるで江戸時代の税金対策のようだ。

　そのお店で包子(パオズ)や蒸し餃子をいただく。

　ちょうどとなりに座った日本人のお姉ちゃんたちも、なかなか中山では現地っぽいお店が見つからないと嘆いていた。
　中山は都会の真ん中なので、ここで現地っぽいお店を探すのは、日本の銀座で焼鳥屋台を探すようなものなのかも。

　ホテルの向かいの三越でケーキを買って帰る。
　甘かった…。