内蔵されているプレイヤーアプリは MPEG2、MP4、AVI、WMV、MOV など様々な形式に対応しているものの、ISO はそのままでは再生されなかった。
製品紹介サイトには ISO も対応と書いてあるのにね。
まあ、この辺は別途アプリをインストールすれば対応可能になるから、あまり気にしなくても良いかも知れない。
搭載されている CPU は速いので動作は快適。製品名の「双核」(Dual Core)は伊達じゃない。
リモコンでも操作もサクサク動くが、さらに便利に使う方法もある。
HiControl というアプリを自分のスマートフォンにインストールすると、テレビに写した画面がそのままスマホ側にも表示され、そのままタップしたりフリップしたり操作できるようになる。
文字入力も、スマホ側の IME を使うこともできるので便利。
ただし、このアプリはとても電池を食うので、動画を見ているときは終了しておいたほうが良い。
ところがこの便利な専用アプリ、なぜかメーカーサイトからはダウンロードできない。
紹介ページにはそんなアプリがあると書いてあるのに。
アプリ名で検索してみたら、ダウンロード用のページが見つかった。
スマホでこの HIMEDIA ダウンロードページから「HiControl2」をダウンロードして、インストールすれば OK。
ただし、スマホの設定→セキュリティ→提供元不明のアプリを ON にしておかないとインストールできないので注意しよう。
内蔵の動画プレイヤーはいくつかの種類が入っていて、接続したストレージ内のファイルを再生する「MediaCenter」の他に、「HiTV」というアプリを起動すると、中国の動画サービスに繋がり、様々な番組を見ることができる。
この動画サービス、映画やドラマ、アニメなどがあるが、日本のアニメもたくさん登録されている。
アニメ番組の音声は日本語で、中国語の字幕が入るものが多い。ほぼすべてが無料で見られるようだ。
ちゃんとライセンスされているのかはナゾだ。
それから「LiveTV」というアプリも入っていて、それを起動すると中国のテレビ番組がそのまま見られる。
中国国営放送の CCTV はもちろん、中国の地方のチャンネルも選択できるのがすごい。
200 以上のチャンネルがあって、最近作りがひどいと言われている反日ドラマも見られるぞ。
日本にいるのに、まるで旅行先のホテルにいるみたいだ。
Android なので無料ゲームもたくさんダウンロードできる。
さらにオリジナルのアプリストアもあって、そこにはホントは有料じゃないかと思われるゲームもたくさん載っていた。
別売りの専用コントローラもあるらしい。
さすが中国。
全体的には快適にいろんな動画が見られるので、満足かな。
中国製とは言え、なかなかデキが良いので、買って損はないと思う。
残念ながら日本のお店には売っていないので、海外の通販を利用することになるけど、欲しい人はぜひ。
ちなみにボクは AliExpress というサイトで買ったよ。→HIMEDIA Q5II Dual Core
ボクの場合は注文してから 2 週間くらいで届いたけど、今月末から旧正月になって、届くまでに時間がかかるようになるので注意しよう。