雨も止んだので、次にカルタゴへ行ってみよう。
　ビュルサの丘に行ってみた。

　ココはカルタゴの中心となる場所らしい。
　ローマによって滅ぼされた町がそのまま残っていて、まさに「遺跡」って感じだ。
　その一番古い遺跡のすぐとなりは、ローマ時代の遺跡になっている。

　特に大きな整備はされていないようで、とても歩きにくい。
　広くて疲れた。
　カルタゴの博物館もあったけど、雲行きも怪しくなってきたので、ポエニ人の遺跡だけ見て帰ろう。

　帰りも電車。
　電車は扉を自分で開けるタイプ。

　チュニスに近づくにつれ混んできて、ぎゅうぎゅう詰めになってしまった。
　目の前に学生らしき女のコがいたんだけど、ガン見されてしまった。

　チュニスにもどってきて、メディナのお店でマクロード(お菓子)を買う。
　またやたらとカタコトの日本語で話しかけられる。

　「コニチワ」
　「アリガト」
　「サラバジャ」

　最後の、どこで覚えたんだ(笑)。

　モノプリというスーパーで、まっち～へのおみやげを買う。
　いや～、なかなか決まらなくて大変だったよ。

　今度は別のスーパー、マガザンジェネラルへ。
　お姉ちゃん軍団に中国人と間違えられ、「ニーハオ」と声をかけられた。
　違いがわかってないなぁ。

　「ニーハオ、No。こんにちは、Yes!」
　と、ちゃんと教えてあげた。
　そしたら、お姉ちゃんは残念そうに「All right. Nice to meet you」とか言ってきた。
　答えは英語か。

　さて、夕飯はどこで食べようか。
　今日は疲れたので、探すのもメンドウだ。

　とりあえずガイドブックに載っていた「ノワー・エ・ブラン」というお店に入ってみた。
　スープとブリックを頼む。

　さらに、「メシュイーヤ・ベルベル」というメニューがあったので、頼んでみる。
　サラタ・メシュイーヤのイメージで頼んだつもりだった。

　しかし、出てきたのは大量の肉、そしてポテト。
　さらに炒飯のようなゴハンまで。

　そうか、「メシュイーヤ」は「焼く」という意味だから、焼肉か！
　鶏肉・豚肉・羊肉のプレートセットだったのか。
　さすがにおなかいっぱいだ。

　帰りにもう一度モノプリで買いものをして、ホテルにもどる。
　あー、疲れた～。