馬車で一回りしたあと、レストランでラクダのクスクスをいただいた。
　ラクダの肉は固いらしいが、ここで食べたのは焼きたてで柔らかく、おいしかった。

　トズールには「ダル・シュライト博物館という博物館がある。
　その中は 3 箇所に分かれていて、内容ごとに入場料も違うらしい。
　ボクらは「チュニジアの歴史」を見学してみた。

　中に入ると真っ暗。
　突然テーマパークのような電飾と音楽が鳴り始め、通路を進むと恐竜の模型が。
　歴史ってそこからかよ！

　さらに進むとネアンデルタール人。
　そして中世、近代、現代と進む。
　チュニジアの歴史と言うよりは、ここまでは人類の歴史だよね。

　部屋に入るたびに大袈裟な音楽と英語のガイダンスが流れてくる。

　この博物館でおもしろいのは、イスラムの衣装をまとった係の人が後から尾けてくること。
　変なコトしないように監視でもしているのかと思ったら、スイッチを入れる係らしい。
　客が次の部屋に入ると、照明と音声を ON。手動かよっ。

　博物館を出たあと、運ちゃんにメディナの中にある絨毯屋に連れて行かれた。
　いろいろと絨毯の種類と良さを説明されたが、どうやら「買ってね」ということらしい。
　ツアーでは良くある宣伝だよね。
　でも、参加者はだれも買わずにその店を出た。

　今度は「ショット・エル・ジェリド」という塩湖へ。
　この湖はチュニジア最大の塩湖で、その広さはなんと 5,000 平方キロメートルもあるとのこと。

　湖と言っても、冬の雨期以外はほとんど水がないので、上を歩いたりすることができる。
　残っている水はピンク色で、見た目もとてもきれいだ。
　塩だらけなので、ちょっとなめてみたらやっぱりしょっぱい。

　塩湖の中に、変な像が建っている。
　塩でできたラクダに、やばい顔のジェイソンが乗っている。
　なんだこれ。やっちゃった感がありありだ。
　とりあえず写真に納めた。

　それからドゥーズの町へ。
　スークと呼ばれる市場で買い物休憩。
　ネネがサンドローズを買った。
　ここでも、営業熱心な店員に注意が必要だ。

　次のホテル、「エル・ムラディ」に到着。
　ホテルのロビーにあるバーで、生ビールをいただいちゃいました。

　今日も一日盛りだくさんで疲れたなぁ～。